【ネイルアート講座9】3Dアート「ボール(ミクスチュア)」

 

ネイルアート応用編(1) 3Dアートって何?

 

ネイルサロンに行ったとき、3Dアートというのを見たことはないでしょうか? 絵に描いた平らなアートではなく、少し盛り上がっていて、立体的になっているアートです。

 

この技術は1級のネイリスト検定の課題になるアートなのですが、簡単なモチーフであれば少し練習すれば自分で作ることができます。

 

まずは道具・材料をそろえましょう

 

使う道具がやや特殊で、昔はネイルの問屋でしかそろえることのできなかった道具を使います。ですが、今はロフトや東急ハンズなど少し大きめのネイルコーナーで販売されているので、簡単に手に入るようになりました。

 

インターネットのサイトでも販売されています。はじめてそろえる場合には、間違いのないように溶剤の名前を確認しながらそろえてみてください。

 

まずは基本中の基本「ボール」の取り方から練習

 

このページでは、「ボール」と呼ばれる球体を取るやり方を紹介します。ボールは3Dアートの基本中の基本なので、確実にできるまで繰り返し練習してください。(※ボールのことをミクスチュアともいいます。)

 

 

アクリルは、粉と液体を使用し化学反応で起こる硬化を利用して作成します。はじめてだと少し難しいかもしれませんが、溶剤の特徴を理解しながら練習していきましょう。


 

用意するもの

 

アクリルリキッド

色々なメーカーがありますが、メーカー名の後にこの名前で販売されています。別名「モノマー」という名前もあります。

 

アクリルパウダー

スカルプチュアを作成するためのパウダーと、アート用のカラーパウダーがあります。今回の練習では、ナチュラル色やクリアではなく、色のついたパウダーを用意してください。

 

ダッペンディッシュ

アクリルリキッドを入れる器です。プラスチックのものは溶ける恐れがあるのでガラス製のものがほとんどです。

 

3Dアート筆

色々な大きさのものがありますが、あまり細すぎるものだとアートがしにくいので、穂先10mm程度のものがおすすめです。「デザインスカルプチュア用」などの用途で販売していることもあります。

 

キッチンペーパー

汚れた筆を拭くのに使用します。ティッシュペーパーだとすぐに染みてしまい、筆などに付着するおそれがあるのでおすすめできません。キッチン用の厚手のペーパーを用意してください。

 

 

筆にアクリルリキッドを含ませる

ダッペンディッシュにアクリルリキッドを入れ、筆の金具につかない程度で浸します。もし筆先からリキッドが滴り落ちるなら、筆に含まれているリキッドの量が多すぎます。ダッペンディッシュのフチなどでリキッドをきって、筆からリキッドが落ちない程度に含ませましょう。

 

アクリルリキッドを筆に含ませる

 

余分なアクリルリキッドは落としてください

 

筆をパウダーにつける

次に、筆をパウダーにつけます。垂直に刺すように筆をいれるのではなく、筆の腹にパウダーがつくようにやってみましょう。

 

 

パウダーとリキッドが混ざるのを待つ

筆の上でパウダーとリキッドが混ざるのを少し待ちます。表面がツルンとなるまで待ちましょう。

 

 

爪の上にボールを置く

筆に圧をかけないようにゆっくりとボールを置きます。この時点ではまだボールは柔らかい状態です。しばらくこのまま待ってみましょう。しばらくすると化学反応でボールが硬化します。

 

 

いきなり爪の上にのせてしまうと、取り外しが非常に大変です。なので、ご家庭にあるアルミホイルの上か、ネイルチップの上などで練習してみてください。

 

筆にアクリルパウダーが残っていると、硬化してしまって、筆が固まってしまいます。パウダーを触ったら、こまめにペーパーで拭きとるようにしてください。

 

 

ネイルアート講座 第9回は3Dアートの基礎となるボールのとり方を紹介しました。いかがでしたか?

 

これが3Dアートの基本の1番はじめです。このボールが取れないことには、前に進むことができません。

 

いきなりハートやお花に挑戦するのではなく、基本のボールがとれるようになるまで何度も練習してみましょう。


 

ネイルアート講座 全10回

第10回のテーマ ≫ 3Dアート応用編「ハート」

ボールをとれるようになったら、ハート型に挑戦してみましょう。ハート型が作れるようになると、何個か組み合わせてお花なども作れるようになります。ここまでできるなら、プロのネイリストを目指す素質が十分にあります。