【ネイル基礎講座7】ネイリストが使う専門用語

 

気になる専門用語を徹底解説

 

ネイルサロンに行ったとき、メニューに見慣れない専門用語を見かけることはないでしょうか? もともとジェルネイルをする予定だし「まぁいいか」と思いつつ、「でも本当はどういう意味なんだろう」なんて気になってたりするかもしれないですね。

 

分かりにくい専門用語が多い理由は?

 

余談ですが、ネイルの歴史は古く、古代エジプトのころまでさかのぼります。近代日本の歴史の中では、明治時代、フランスからマニキュア術が伝えられたといわれています。その後アメリカのカルチャーブームなどもあり、ネイルは日本中に広まっていったのです。

 

 

ネイルは海外からの文化を取り入れたものなので、日本語と違う言い方の専門用語がたくさんあります。

 

例えば「ジェルネイル」はよく耳にする単語かもしれませんが、「スカルプチュア」と聞くと「なんだそれは?」となったりするわけです。


 

ということでネイル基礎講座 第7回では、「ネイリストが使う専門用語」をいくつかご紹介したいと思います。随時追加していこうと思ってますので、取り上げて欲しい専門用語があればリクエストお待ちしています。

 

「スカルプチュア」とは?

スカルプチュアというのはは、「ジェル」や「アクリル」を使って、爪の長さを人工的に出す技法の総称です。自爪が短くて可愛いアートができない方にピッタリのメニューです。

 

出せる長さは使うネイル溶剤によって違います。また、ネイリスト個人やネイルサロンの方針によっても違ってきます。一般論で言えば、自爪(根本から白くなる部分まで)の約3分の1程度なら、安全に出せるといわれています。爪が1本だけ折れてしまったというときにも、他の爪と同じような見た目に戻せます。

 

 

スカルプチュアの施術方法は?

 

スカルプチュアで使うネイル溶剤は2種類あります。ひとつは「ジェル」。そして、もうひとつは「アクリル」です。

 

アクリルを使う場合は、アクリルリキッド(液体)を含ませた筆でアクリルパウダー(粉)を取ります。すると筆の上で化学反応が起きてドロッとした状態になるので、それを爪の形に整形していきます。

 

施術方法は自爪を短くカットし、そこにフォームと呼ばれる紙のようなものを爪に差し込みます。それを土台にしてジェルやアクリルを整形して、長さを出していきます。スカルプチュアの上にカラーを塗ったりアートすることもできますし、長さを出してそのままナチュラルに仕上げることもできます。

 

スカルプチュアは高度な技術

 

ちなみに、スカルプチュアはネイリスト検定1級で必要となる技術です。全てのネイリストができる技術ではなく、技術力の高いネイリストのみができる特殊な技術と思ってください。そのため、ネイルサロンによってはスカルプチュアをメニューに取り入れていないお店も少なくないです。

 

「オフ」とは?

電話でサロンの予約をする際に「オフは必要ですか?」聞かれ、「何?」と思った方もいらっしゃると思います。

 

オフとは「外す」を意味します。つまり、ジェルのオフと言われたら、今つけているジェルを取り外すという意味ですね。マニキュアであれば、コットンを使用しリムーバーでそれを落とすという意味になります。

 

ジェルやアクリルをオフする際に使用する溶剤を「アセトン」と言います。このアセトンをコットンに浸し、アルミホイルなどで巻き付けて規定時間おいてジェルなどを溶かして除去します。

 

詳しくは「ネイルケア講座 第9回」で説明しています。写真付きで説明しているので、もし興味があればチェックしてみてください。

 

ネイリストを目指している方へ

 

本来、ネイルの技術は、専門的な知識と技術がなければできない内容のものばかりです。今は簡易にできるキットなども販売されていますが、使用方法を誤ると取り返しのつかない大惨事にもつながってしまいます。

 

素人が見よう見まねでやると爪に大きいダメージを与えかねない危険な技術も少なくありません。もしネイリストを目指しているのであれば、動画や本などの薄い知識だけではダメです。やはり、専門のスクールなどで、しっかりと技術を習うべきです。

 

しっかりした技術を確実に身につけてからでないと、他人(お客様)に施術してはならない。人間の身体に施術するわけですから、プロ意識を持って取り組むべきだと思います。

 

 

ネイル基礎講座 第7回では、ネイリストが使う専門用語として「スカルプチュア」と「オフ」について学びました。いかがでしたか?

 

わかりにくい専門用語も多いですが、知れば知るほどネイルの世界が楽しくなってきますね。


 

ネイル基礎講座 全10回

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