【ネイル基礎講座4】爪の色で分かる病気やトラブル(その2)

 

爪の色がおかしい?! それ病気のサインかも

 

前のページ「爪の色から判断できる病気やトラブル(その1)」では比較的軽度の爪のトラブルをご紹介しました。つまり、ネイルを施すこと自体は一般に問題ないレベルの症状です。

 

一方で、このページで紹介するのは、やや深刻かもしれない症状です。爪そのものの疾患ではなく、爪を見て判断できる「健康状態の不調を表すサイン」です。つまり、何らかの病気が隠れている可能性があり、お医者さんにお任せすべき(かもしれない)ケースということになります。

 

爪が教えてくれる病気のサインとは?!

 

爪は普段から目につく部位なので、色調などの異変にはいち早く気づきやすいものです。なので、たかが爪と思わずに意識してチェックしてみてください。そうすれば「病気の早期発見」につながることがあります。

 

では、具体的にどのような色調なら、どのような病気が考えられるでしょう? 代表的なものを一覧表にまとめてみたので、以下をご覧ください。

 

爪の色調

考えられる体の不調

1

白濁している

肝硬変・慢性肝不全・糖尿病

2

黄白色

爪真菌症・内蔵疾患・リンパ系の異常・新陳代謝の低下

3

青紫

先天性心疾患、肺疾患

4

青白い

貧血症

5

緑膿菌感染症

6

発熱性肉芽種・爪下出血

7

黒褐色

金属製色素沈着・アジソン病・メラニン色素の増加・悪性腫瘍

 

 

上の一覧表は、私がネイリスト検定を受験する際に、すべて筆記テストに出た内容です。ネイリストを目指している場合には、紙に書くなどして暗記してしまいましょう。


 

もし爪の色調異常が見られる場合はどうするか?

 

では、もし爪に上記の一覧表のような色調異常が見られた場合はどうすればいいでしょうか? 自分の爪の色がおかしい場合はもちろん、お客様の爪の色がおかしい場合にどのようなアドバイスをすればいいでしょうか?

 

「爪」に直接的に異常があるなら、それは皮膚科に相談することになります。しかし、ここでご紹介している色調異常は、爪そのものの疾患ではありません。つまり皮膚科に行っても解決できません。

 

何科に行けばいいか判断に迷う場合は、とりあえず総合内科を受診するといいでしょう。そうすれば、お医師さんが適切な受診科を判断してくれます。

 

病気は早期発見・早期治療が大切

 

爪が変色、変形したからといって、必ずしも大きな病気が隠れているとは限りません。むしろ、なんでもないケースも多いと思います。ですが、「爪が出す異常のサイン」を見逃してしまって、「何かの病気」を見逃してしまっては大変です。

 

気にしすぎるのもよくないと思いますが、爪が何かの異常をあなたに伝えている可能性も実際にありえます。見た目に異常を感じる場合には、病気の可能性を疑ってみることは大切ではないでしょうか。

 

 

ネイル基礎講座 第4回では、爪の色でわかる病気やトラブルについて学びました。いかがでしたか?

 

爪は健康のバロメーター。ネイルをオフしたときなどに、爪の状態を注意深く確認するといいですね。


 

ネイル基礎講座 全10回

第5回のテーマ ≫ グリーンネイルについて(1)

爪のトラブルにはいろいろなものがありますが、なかでもネイリストが特に気をつけたいのが「グリーンネイル」という症状です。グリーンネイルとはどんな症状か? グリーンネイルの原因は何か? など、グリーンネイルの一般知識を解説します。