【ネイルサロン開業講座13】ネイル用品、消耗品の仕入れ

 

ネイル用品はどのようなところから仕入れたらいいでしょうか? 経営者としてコストダウンを考えるのは大切なことですが、プロとしての品質を保つためにはコストダウンの視点ばかりではよくありません。このページでは、ネイル用品の仕入れについて基礎知識をご説明します。

 

 

セルフや趣味のネイルであればディスカウントストアでの仕入れもあるかもしれません。しかし、お客様からお金をもらうプロである以上、安心で安全である「プロ専用の商材」を使用すべきだと個人的に思います。プロ専用のネイル商材を入手するには、ネイル問屋と呼ばれる業者と取引するのが一般的です。


 

プロ専用のネイル商材を扱う問屋は、ネイリストであることが条件で入会できるところがほとんどです。問屋の中には○級以上、やスクールに通っていた時間が○○時間以上などの規約があるところもあります。

 

自分でネイルサロンを開くことを考えている方のほとんどが、ネイリストであることを前提に考えると問屋への入会は既に済ませている人が多いのが現状だと思います。検定などを受ける際の商材の購入時に入会している人が多いからです。

 

みんなが利用している有名なネイル問屋は?

 

有名な問屋の例として「ネイルパートナー」や「TAT」「ネイルラボ」などがあげられます。ネイルパートナーはプロ専門のネイル問屋で、会員証がなければ店舗に入ることや購入することは一切できません。TATは一般のお客様でも購入したり店内に入ることは可能ですが、プロ登録していることによって一般とは異なるプロ価格が適用されます。

 

【参考】TAT (※一般OK)
【参考】ネイルラボ (※プロ、スクール生のみ)
【参考】ネイルパートナー (※プロのみ)

 

サロンとして登録することによって、さらに割引を受けられたりする問屋もありますので一般の仕入れ先よりも安価での仕入れが可能になります。問屋によって卸しているネイルブランドが異なるので1店舗だけの契約でなく、いくつかの問屋と契約しているサロンがほとんどです。

 

1つのメーカーのみを使用すると決めている場合は、そのメーカーから直接卸してもらうことも可能です。そのメーカー専属のエデュケーターなどになると、さらなる割引などが設けられているブランドもありますので、自分が使用するメーカーにどのようなシステムがあるのかを調べてみるとよいでしょう。

 

コスト削減の裏技とは?

 

日本の問屋だけでなく、海外にも多くのネイル商社は存在します。到着までの時間がかかることや、溶剤の成分が日本の薬事法では認められていないものを使用していることなどがあり多少のリスクがあることもありますが、価格が安いなどのメリットがあるところもあります。

 

言語能力や輸入の知識がある場合には、それらも使用することでコストダウンにつながる場合もあります。ただし、上記に書いたリスク面からも、安易に価格のみでの購入は避けた方がよいでしょう。

 

 

仕入れ先で迷っている場合は、通っていたスクールに相談するのもひとつの手です。自分のスクールの卒業生として、営業担当に紹介してもらうわけです。そうすると問屋との信頼関係も築きやすいですし、後々いろいろなメリットを感じられると思います。


 

問屋によってはサロンごとに割引などの特典があるところもあります。年間の購入額などによっての特典にしているところが多いですが、少しでもコストを下げるために1度は交渉してみてもよいでしょう。

 

ただし、今後も問屋とは長い付き合いになるのを忘れてはいけません。無理な交渉をして先方に良くないイメージを持たれては今後の付き合いにも影響が出かねませんので、そのあたりも考慮して話を進めましょう。

 

ネイル問屋から仕入れることができるものは?

 

ネイルの問屋で仕入れるものとしては、主に消耗品が考えられます。ネイル用品(ポリッシュ・ジェル・アクリル・絵の具・ケア用品)やタオル類、ネイル雑誌など、ネイルで使用するものであればほとんどのものがそろいます。

 

お客様に店販として置いておくハンドクリームやキューティクルオイルなども、問屋で購入することで安価で仕入れ原価で販売することができ、サロンの利益につなげることができます。

 

問屋においてあるものは、すべて日本の薬事法に認められた安全なものであり、サロンワークでお客様に使用することができます。もし使用方法が分からなかったり、お客様が皮膚トラブルを起こしてしまったなどの要件でも電話で相談することが可能です。

 

そういったアフターフォローもあることから、正規のネイル問屋との契約を行い仕入れることでサロンの安全を守ることができるのです。

 

 

ネイルサロン運営講座 第13回では、ネイル用品や消耗品の仕入れについて学びました。いかがでしたか?

 

実際のネイルサロンを運営し始めると、コストダウンの意識がとても大切だと思います。でも、ただ「安いから」という理由でディスカウントストアの商材を使用したりするのは、お客様との信頼関係を傷つけてしまう可能性もありますね。


 

ネイルサロン運営講座 全17回

第14回のテーマ ≫ インテリア

せっかく自分のネイルサロンを持つなら、インテリアにはしっかりこだわりましょう。インテリアはお店のコンセプトそのもの。事前に決めたターゲットに合わせて、どのようなインテリアを目指せばいいか考えてみましょう。