【ネイルサロン開業講座10】内装のリフォーム

 

自分のお店をオープンするなら、自分好みの内装にしたいと思うかたは多いと思います。では、実際に内装をリフォームするとしたら、どのような手順で進めていけばいいでしょうか?

 

※賃貸マンションや一部のテナントでは改装を禁止しているところもあります。テナント契約前に事前に確認するようにしてください。

 

リフォームには多額な費用がかかりますので、まずは自分が負担できる「予算」を決めましょう。予算の中で現実的にできるところと妥協するところを決め、お願いする業者を探します。「リフォーム会社」で検索すると、選びきれないほどの業者が出てくると思います。この中でお願いする業者を1つに絞るにはさまざまな比較が必要です。

 

【1】リフォーム業者選び

 

リフォーム会社とひとことで言っても、さまざまな業者が存在します。個人でやっているような小規模な業者から、全国展開しているような大規模な業者もあるわけです。いろいろ情報を集めてみて、信頼できる業者かどうかを見極めることが大切になります。

 

大工さん(工務店)

長年住んでいる土地だと、顔見知りの大工さんが居て頼みやすい方もいるかもしれません。主に建設などを行っていますが、相談によっては内装のリフォームも請け負ってくれるところもあります。価格は規模により差がありますが、割と融通がきき親身に相談に乗ってくれるところが多いです。

 

リフォーム専門業者

リフォームを専門にしているだけあって、間取りの相談や大掛かりな改装にも知識が豊富です。ただし、実際に工事をするのは下請け(工務店など)になるので、直接工務店に依頼するよりも価格が高くなりがちです。改装箇所によっての値段設定が明確なところが多く、計画が立てやすいです。

 

全てをリフォーム専門業者に頼んでしまっても、結局は適材適所の場所の下請けに発注を出します。そうなれば、間に業者を入れる分高額になってしまうだけなのです。もし大幅な改装ではなく、壁紙の張り替えのみ、水回りのみと言う場合であればその専門業者に依頼するのもひとつでしょう。

 

施工業者は、個人で行っているところもあれば、大型な会社もあります。そしてその値段や技術は業者によってさまざまです。ひとつの業者ですぐに即決するのではなく、いくつかの業者と打ち合わせを行い見積もりを出してもらうとよいでしょう。

 

その際に、価格ももちろんですがその会社の技量もある程度分かると比較しやすくなります。今までにリフォームの経験がどのぐらいあるのか、これまでの写真などがあれば見せてもらったりしながら、自分がイメージしてる内装を請け負える技量があるのかを判断しましょう。

 

【2】改装イメージの打ち合わせ

 

依頼する施工業者が決まったら、まず自分が改装したいイメージを伝え打ち合わせを行います。ここでお互いの意思がすれ違ってしまうと、全く違う内装になってしまいトラブルの原因になってしまいます。

 

こういう感じの内装がよいというイメージがしっかりでき上がっているのであれば、それに近い内装の写真を打ち合わせの前に集めておきましょう。逆にこういうのは絶対に嫌だというものがある場合も同様に写真を用意しておくとよいです。

 

実際の打ち合わせの際に、イメージに近い写真を提示することによって言葉で説明するよりも鮮明に相手に伝わります。このとき、自分がどの部分にこだわって内装リフォームをしたいのかを具体的に伝えるとよいでしょう。

 

一番トラブルが多い金銭関連は、打ち合わせの段階で綿密に行う必要があります。内装の見積もりに加えて追加の費用などがある業者もいるからです。実際に着工してみないと分からないこともあり、やってみたらもう少し費用がかかりそうという場合もたしかにあります。最初の打ち合わせのうちに「見積もり内でできるのか、もしできないとしてもどのぐらい追加でかかるのか」をしっかりと確認しておきましょう。

 

 

金銭関連については、トラブルを避けるためにも何か書面で残しておくと安心です。商談の音声を録音しておくのもひとつの手です。

 

自分ひとりで不安な場合は、知り合いなどに情報を聞いたり自分が通っていたネイルスクールに相談してみるのもよいでしょう。くれぐれも曖昧なままでサインしてしまわないでください。


 

【3】施工途中の確認

 

一通りの打ち合わせが終わり、施工が始まってもここで気を抜いてはいけません。どんなことをしているのか、思っているのと違うことになっていないか、現場を見に行ってみましょう。

 

全てを施工者にまかせっきりで完成だけを見に行くことは、途中で気づけるトラブルを見逃してしまいます。常に見張っている必要は無いですが、打ち合わせ通り、自分のイメージ通りに施工が進んでいるかこまめに現場をのぞいてみましょう。

 

もし、費用の面でリフォームが難しい場合は自分で簡単なリフォームをするという方法もあります。DIYが流行っているので、ホームセンターに行けばさまざまな資材が売っています。オープンの期限などが差し迫ってない場合、自分で好きなように壁紙を変えたりしながらリフォームするのも楽しいかもしれません。

 

内装のリフォームは、自分の理想の店を作り上げるのには必要な工程ですが、自分たちの専門外の知識になるのでトラブルが最も多いところでもあります。安易に決めず、インターネットや口コミ、友人の話などできる限りのリサーチを行い、安心できる施工業者に依頼しましょう。

 

 

ネイルサロン運営講座 第10回では、内装のリフォームについて注意点を学びました。いかがでしたか?

 

リフォームはどの業者に依頼するかで、費用も品質もまるっきり違ってきます。リフォーム業者を選ぶときは、ここで学んだ注意点を忘れないようにしたいですね。


 

ネイルサロン運営講座 全17回

第11回のテーマ ≫ 施術台やソファーなどの配置

内装工事が終わったら、施術台やソファーなどの配置を決めましょう。じつはこういった家具類の配置には「ルール」があります。ルールに従って配置場所を決めることが大切です。では、そのルールとはいったいどのようなものでしょうか?