【ネイリスト基礎講座6】お客様に選ばれるネイリストの特徴

 

ネイリストの存在意義「ネイリストはなぜ必要か?」

 

言うまでもありませんが、ネイリストになるには「技術の習得」が絶対に必要です。でも考えてみてください。ネイリストは技術さえあればそれでいいのでしょうか?

 

セルフネイラー全盛期

 

近年ネイルは女子のおしゃれアイテムの定番になり、パソコンで検索すればたくさんのネイルの情報であふれています。セルフネイルのやり方も、簡単なものから高度なものまでさまざまなことが調べられます。

 

髪の毛を切ることに比べれば、自分の爪をキレイにすることはそこまで難しいことではありません。そのため、今や「ネイルは自宅で自分でやるもの」と思っている人も少なくないかもしれません。

 

 

セルフネイラー全盛期の今だからこそ、「プロのネイリストはなぜ必要か?」と考えてみることに、大きな意味があると私は思います。


 

ということで、ネイリスト基礎講座 第6回では、ネイリストの存在意義について考えてみましょう。存在意義なんて言うと大袈裟な感じもしますが、これからネイリストを目指すなら、一度考えてみていただきたいテーマです。

 

【1】セルフネイルでは難しい「プロの技術」を提供できる

 

自宅で自分でネイルをすると、いろいろストレスに感じることが少なくないと思います。例えば、利き手じゃない方の手で塗るのが大変だと感じたことはないでしょうか? あと、乾くまで待つのがめんどくさい! なんてこともあるかもしれないですね。

 

仕上がりについてはどうでしょう? 雑誌のアートを真似してみたけど、やっぱり自分ではイマイチな仕上がりになってしまったという経験、多くの方があるのではないでしょうか?

 

 

ストレスがかかる、めんどくさい、仕上がりもイマイチ。セルフネイルにはお金を節約できるメリットはありますが、いろいろデメリットも多いです。そういう理由からネイルサロンに足を運ぶ人が増えているのではないかと思います。

 

自分のネイルが一番かわいいと思われたい

 

ネイルは生活の中で絶対に必要ってわけではありません。もしネイルをしていないからといって、何か生活に支障をきたす人はほとんどいないはずです。それでもファッションの一部として、身だしなみのひとつとしてネイルはとても重要です。

 

まわりとネイルのデザインを見せ合いっこすることはないでしょうか? そんなとき、「自分のがネイルが一番かわいい」と思いたいのはみんな同じですよね。だからこそ、セルフネイルではできないワンランク上の可愛いアートを求めて、お客様はネイルサロンに来られるわけです。

 

 

今や「お金を払ってネイルをしてもらっているんだから、仕上がりがキレイなのは当たり前」です。プロがネイルしてセルフネイルと同じ仕上がりでは話になりません。「この仕上がりなら自分でもできる」と思われてしまっては、ネイリストに頼む人はいなくなってしまうでしょう。

 

【2】技術&心遣いで「特別感」を提供できる

 

さすがプロ、と思われるような技術を提供する。これがネイリストの存在意義のひとつです。では、数あるネイルサロンの中から、「またこのサロンに来たい」「次もあなたに任せたい」と思ってもらえるためには何が必要でしょうか? どうすればライバルと差別化できるんでしょうか?

 

お客様は技術だけで選ぶわけではない

 

お客様がわざわざネイルサロンに来るのは、ただ単にクオリティだけを求めているわけではありません。お客様は「心」のある人間です。だからこそ、高いクオリティに加えて、お客様に対する気遣いや心遣いが大切になってきます。

 

もちろん一番の目的はネイルをキレイにすることです。そこは間違えてはいけませんが、それ以外にもお客様が求めてることはたくさんあるということです。それは例えば、普段の愚痴を聞いてもらうことかもしれません。日々の仕事や育児の疲れをいやしに来る人もいるでしょう。

 

だれでも「特別扱い」されたい

 

ネイルは日常生活に必須ではないという話をしましたが、だからこそ「特別感」があるんです。普段から特別扱いを受けて生活してる人はそんなにいません。だからネイルサロンに来たときぐらい、可愛い小物に囲まれて、素敵なアロマにいやされながら優雅にネイルの時間を堪能したいのです。

 

 

慌ただしい日常を少しの間忘れていたいのに、まわりが汚かったり生活感であふれていては癒されることなどできません。楽しみにしていたネイルの時間をただ流れ作業のように事務的にこなされては、せっかくの時間も楽しめません。ネイルサロンは、お客様にとって「非日常的」で「特別」な空間であるべきなんです。

 

ただネイルを提供するだけがネイリストではありません。今やネイルの技術が高いだけのサロンならその辺りにたくさんあるからです。お客様がどんなことを求めているのか、初対面から短い時間の中で察して対応してあげる能力が問われています。

 

今、世の中に求められるネイルサロン・ネイリストとは?

 

自分がお客としていろいろなサロンに行ってみると、いろいろと気づくことが多いです。ひとりひとりのお客様を大切にもてなすサロンもあれば、ただ慌ただしく人数をこなすだけのサロンもありますよね。

 

自分ならどんなサロンに行きたいと思うか? そういったお客様の目線に立ったサロンづくりであったり、ネイリストとしての「心遣い」みたいなものが、今後サロンワークのお仕事についたときに、お客様から愛されるとても大きなポイントになってきます。

 

ネイルができるだけでは、他のサロンと何も変わりません。今求められているのは「技術があって、お客様の癒しの空間になる」サロン・ネイリストなのです。

 

 

ネイリスト基礎講座 第6回では、ネイルの技術はもちろんのこと、お客様に対する特別な心遣いも大切だということを学びました。いかがでしたか?

 

ネイルサロンにわざわざ足を運んでくださったお客様に、特別な時間を提供できるようなネイリストにならなきゃって思いました。


 

ネイリスト基礎講座 全11回

第7回のテーマ ≫ 「ネイリスト技能検定」について

プロのネイリストになるにはどうすればいいか? 現実的な話をすれば、「ネイリスト技能検定」の2級以上に合格することが最初の最初の第一歩になります。では、ネイリスト技能検定に合格するにはどうすればいいでしょうか?