【ネイリスト基礎講座3】最初はネイルサロンで働くのがおすすめ

 

最初はネイルサロンで経験を積む人がほとんど

 

「ネイリスト」として働く人の多くは、ネイルサロンでサロンワークを経験することから第一歩を踏み出します。将来的にはネイルサロンのオーナーになるのが夢だとしても、いきなり独立開業して出店するのはあまりにも危険だからです。

 

最初から完璧にできるネイリストはいない

 

お客様の爪は、髪の毛のように、その人それぞれのクセがあります。100人いれば100通りの爪のクセがあると思っていいです。これはネイルスクールに通うだけで対応できるものではなく、たくさんの人の爪を見たり触ったりしながら経験を積むしかありません。

 

 

どんなに有名なネイリストでも、最初から全てをこなせた人はいません。はじめはたくさんの失敗を繰り返し、分からないことを先輩ネイリストに教えてもらいながら少しずつ成長していくわけです。


 

ということで、ネイリスト基礎講座 第3回では、資格取得後の最初の職場として「ネイルサロンに就職することのメリット」についてお話ししたいと思います。どんなネイルサロンに就職するのがいいかも理解できると思います。

 

【1】あなたが就職すべきネイルサロンの選び方は?

 

ネイルサロンの中にもいろいろなタイプがあります。例えば、ゴージャスなデザインを得意とするネイルサロンとか、OL向け、主婦向けのデザインを得意とするネイルサロンとか、とにかく安さをウリにしてるネイルサロンなどいろいろです。

 

いろいろなタイプのネイルサロン

  • OL向けの落ち着いたデザインを得意とするサロン
  • 流行を発信し続ける最新のデザインが得意なサロン
  • とにかく仕上げるスピードが早いのが売りのサロン
  • ジェルのみを専門に行うサロン
  • 夜の街にある深夜がメインのサロン

 

さらには、ごく少人数で行うアットホームなサロンもあれば、たくさんのネイリストで常に大勢のお客様が来店する大型のサロンもあります。

 

ここで学びたいと思えるネイルサロンを探す

 

サロンの特徴によって、来店するお客様も変わります。昼休みの合間に急いで来るOL、個性派が大好きなおしゃれ女子、育児の息抜きに来たママ、雑誌の撮影用にとモデルさんが来ることもあります。

 

ネイリストはこのさまざまなサロンの中から、「ここで学び成長したい!」と思える場所を探します。それは店の雰囲気だったり、サロンオーナーの人柄だったり、先々の目標に一番近いサロンだったりと選ぶ基準はいろいろでしょう。

 

【2】ネイルサロンに就職して学べることは?

 

どの店で働いたとしても、サロンワークのひとつひとつは自分自身の経験になり知識になります。最初はお客様のオーダーにこたえるので精一杯な技術レベルや知識レベルだったのが、同じピンクのオーダーでも「この肌の人にはこのピンクが似合う」「最近の流行はこっちのピンク」などなど、どんどん提案できることが増えていくのです。

 

こういったことはネイルの教科書では勉強することができません。さまざまなお客様と接すること、これこそがネイリストとして一番大きく成長していく方法です。

 

 

サロンワークをこなしていくなかで、自分の中の経験値が増えていきます。だからこそ、プロのネイリストはセルフネイラーさんよりワンランク上のネイル技術が身につくわけです。


 

「お客様の喜ぶ笑顔」が自分を成長させてくれる

サロンワークで一番うれしいことは、お客様の喜ぶ顔を間近で見れることです。自分の提案したネイルが完成したときに「あなたに任せてよかった」と言われること。これはネイリストとして何よりもうれしいほめ言葉ではないでしょうか。

 

ネイルは手作業で行うため、すべてがオーダーメイドです。似たようなデザインはできても全く同じものは二度とできません。「あなたのネイルが好き」そう言われることこそがネイリストとしてのあなたの価値そのものになります。

 

「お客様との会話」が自分を成長させてくれる

サロンワークで経験できることは技術や知識の成長だけではありません。ネイルを通してさまざまなお客様と会話することによって、今まで全く興味のなかった話を聞くこともあるでしょう。

 

自分ひとりではまず興味をもたなかった話題にも、ネイリストとして耳をかたむけなければいけません。それはアクティブなお客様の山登りやスキーの話かもしれませんし、インドアなお客様の大好きなテレビやアニメの話かもしれません。

 

お客様からいろいろな話を聞くことで、会話のレパートリーが増えていきます。つまり、お客様と数多く接することによって、話題が豊富な魅力あるネイリストに成長していくことができるわけです。

 

「たくさんの出会い」が自分を成長させてくれる

さらに技術が上がっていけばお客様があなたのことを認めてくれ、自分のお友達を紹介してくれることもあるでしょう。あなたが一生懸命にネイルを仕上げてくれる姿を見て、近所や仕事場であなたのサロンをおすすめしてくれかもしれません。そうすることによって、またたくさんのお客様と接する機会が増えていきます。

 

たくさんの人と出会うということは、さまざまな業種の方と出会うということでもあります。ひとりのお客様との出会いがきっかけで、新しい仕事が舞い込んでくることもあるでしょう。

 

サロンワークは、自分の技術や魅力を磨き、さまざまな可能性を広げるチャンスの場でもあります。いずれさまざまな方向に向かうとしても、サロンワークで培った経験は全て自分の経験としてあなたの財産になっていくはずです。

 

以上お話ししてきたような理由で、ネイリストの資格を取得したら、最初の職場としてネイルサロンに就職することをおすすめします。そうやって2〜3年ほど経験を積んでから、あらためて自分の道を決めていくといいでしょう。

 

 

ネイリスト基礎講座 第3回では、ネイリストとしてのキャリアの最初はネイルサロンで働くといい理由を説明しました。いかがでしたか?

 

誰でも最初は経験不足の状態からのスタート。だからこそ、何年か期限を決めて、どこかのネイルサロンで経験を積んだほうがいいですね。


 

ネイリスト基礎講座 全11回

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